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世界平和を掲げている大国が、実は一番の武器輸出国であるという事実を風刺しながら、武器商人として成功した主人公のユーリー(ニコラス・ケイジ)の生き方を描いている。世界の紛争国が武器を求め、大国は武器の売り先を求める。公式には売れないので、武器商人という裏の世界の人々が一役を担っている。ユーリーは自分たちは武器を売っているだけで、人を殺しているわけではない。と、かたくなに自分に言い聞かせているのが、まさしく現代社会の構図といったところだと思う。(平和のために核を持つといった。)インターポールがやっとこさユーリーを捕まえるが、政治の力で簡単に釈放されるのも、うまく描写されている。それにしてもニコラスケイジはいい味を出してますね。思わず見入ってしまういい映画でした。
ラベル:ロード・オブ・ウォー kuny
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