2007年07月28日

親父たちの星条旗・硫黄島からの手紙

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太平洋戦争の激戦「の戦い」を日本側、アメリカ側の両方の視点から2作品をつくるはすごい。戦争映画は味方と敵といったシンプルなものが多いが、両方からの表現により、戦争自体がとても残酷なもので、どちらが正義か悪かといった議論を超えて、その時代に生きざる得なかった人間の悲しさが伝わってきた。戦闘シーンはとても迫力あり評価できるものであるが、他の有名戦争作品(プライベートライアン等)でもっと迫力があるものがあるが、ここまでのレベルであれば甲乙をつける問題でもないと思う。火山島であり、灼熱の硫黄島のとても劣悪な環境の表現はすばらしい。また、アメリカ政府のために、無理やり英雄にさせられて各地の資金調達キャンペーンに利用された兵士についてはとても考えさせられるものがある。政治家と現地の兵士(市民)では明らかに戦争の見方は異なるし、一番につらい目にあうのは市民になる。戦争を始めるのは政治家であるので、やはり、唯一の市民の意思表示の選挙は大切なんですね。(明日はですね)また、ほとんどから見捨てられた状態になった中で自軍をまとめ、指揮をとった栗林中将の人間の大きさもすごいと思った。現代の会社であのような幹部はいるのだろうか。。。今でも硫黄島には戦争の後が残っているようだが、一般の人が訪ねるのは難しいようだ。一度は行ってみたいと思っている。
posted by kuny at 11:13| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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