 | Ray / レイ ジェイミー・フォックス テイラー・ハックフォード ケリー・ワシントン
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005-11-25
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レイ・チャールズって自分の知ってるのは後期でした。
2時間30分と長い映画でしたが、時間はあっという間。
彼は黒人と盲目の差別の中で生きてきたんだなぁと心にしみました。
有名な曲を適所に散りばめ、ジェイミー・フォックスの完璧な演技は見のもです。
芸術家は薬物に頼る人が多いけど、なぜなんでしょう?
人間の脳はわずかしか使ってないとよくききますが、薬物がその他の部分の力を引き出すのでしょうか?
レイは家族を守るために、薬物を断ちましたが、これも相当追い込まれたときにやっとその動機を得ました。
確かに弟の死や盲目という心の傷を癒すには、薬物が手っ取り早かったのかも知れませんが、その代償は大きかったのかもしれません。
でも、幸いに一般の薬物中毒者のようにすべてを失うことがなかったのは幸いです。奥さんの愛がとてもすばらしかったのでしょう。
レイがアメリカンドリームを手にした過程と、それに伴うビジネス判断と人間関係もリアルに描かれています。
人は成功とお金のために、とても醜い争いを乗り越えなければいけないのでしょうか?
いろいろと考えさせらる映画です。
晩年のレイ・チャールズしか知らない人にはお勧めです。
posted by kuny at 05:04| 東京 ☀|
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